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夢の島熱帯植物館でつくるグリーンカーテン

2014年August18日

変わりもののグリーンカーテン『アリストロキア・ギガンティア』

8月も後半に入りましたが、みなさんは暑さの疲れが出ていませんか?
立秋も過ぎた盆明け、植物館のグリーンカーテンの花盛りも
後半にさしかかっています。
実は、8月の暑さがつらいのは植物たちも同じ、この時期はちょっと息切れを
するのですが、そんな中でも元気よく花を咲かせているのが、以前ご紹介した
変わりもののグリーンカーテン、アリストロキア・ギガンティア。
植物館券売所を入ると、すぐにこれをご覧いただけます。
夢の島熱帯植物館
胃袋のようなユニークな蕾が次々に花を咲かせて、
“走り”(蕾)、“旬”(盛りのお花)、“名残”(盛りを過ぎたお花)を
見事にとりそろえて、みなさまをお迎えしています。
以前ご紹介したように、醜い花として名高いアリストロキア・ギガンティアですが、たわわに花を咲かせる姿は、一見の価値ありです!
夢の島熱帯植物館
これ、落ちている枯れたお花です。ちょっとこわいものがありますよね・・・^^
夢の島熱帯植物館
さて、花盛りだったルコウソウは、少しピークを過ぎてきて、
花の咲く位置が目線よりも上の方へとあがっていっています。
まだツルを伸ばしたいようで、上の方の葉っぱはボリュームアップしていますね。
目線を落とすと、対するトマトが、足元で最後の実りをもたせてくれています。
赤い実がちらりほらりと、相変わらずかわいらしいです。
夢の島熱帯植物館
夢の島熱帯植物館
イベントホール沿いにあるスネイルフラワーも、
こうしてお花をカーテンの下で楽しめるようになりました。
スネイルフラワーは、つる性の多年草であるルコウソウに対して、
つる性の低木で、花の時期もルコウソウと比べて1月ほど長いのです。
まだまだ成長が楽しみ、いつまで花を咲かせてくれるかも、楽しみな植物です。
夢の島熱帯植物館
夢の島熱帯植物館
ところで、みなさんは、夜に咲く花、夜に香る花、夜に眠る木々などが
あることをご存知ですか?夢の島熱帯植物館では、そんな植物の姿を
お見せする機会として、毎年、夏の夜間開館を行っています。
今週末、22日(金)・23日(土)は、今年最後の夜間開館!
夜の20:30まで営業しておりコンサートなど楽しいイベントもご用意しています。
この機会をお見逃しなく、ぜひ足をお運びくださいね!
夢の島熱帯植物館