九州エリアより、桜の開花情報についてお伝えします。皆様のお気に入りの桜の名所やおすすめスポットをぜひご紹介ください!お待ちしております。
2011年March01日
本当に寒かった1月が過ぎ、日中は気温も上がりすっかり春のような過ごしやすい気候になってきました。
鹿児島からの最初のリポートは、知覧平和公園からお届けします。
知覧町と言えば、お茶の産地として有名です。ブランド名も知覧茶として、鹿児島県だけではなく
全国的にも高い評価を得ています。
この知覧平和公園には約120本の染井吉野が植えられており、桜の満開の頃には
夜間のライトアップも行われ、沢山のお花見の方で賑わうそうです。
また、知覧町は第二次世界大戦の終盤において、特別攻撃隊(特攻隊)
が知覧の飛行場から飛び立っていき、沢山の若い隊員の方の命が失われました。
そんな悲しい歴史を未来に伝える為に沢山の歴史的な資料や隊員の遺書などが展示されています。
公園の中に展示してある、戦闘機の内の“隼”については以前映画などに使われたレプリカになります。
また、自衛隊初等練習機としていた航空機(T-3)もひっそりと置かれています。(触れることは出来ません)
その景色は静かに何かを語りかけてくるような不思議な感覚を覚えるかもしれません。
桜の蕾はまだ固く、これから開花までもう少し時間が必要だと言う事が感じられます。
取材場所:知覧平和公園 鹿児島県南九州市知覧町郡17881番地
アクセス:指宿スカイライン知覧ICより30分(車)
JR指宿枕崎線平川駅より鹿児島交通バス武家屋敷行きで約30分 観音前下車、徒歩1分
2011年March01日
福岡市中央区の西公園から桜だよりをお届けいたします。
ここは日本さくら名所100選(財団法人日本さくらの会選定)のひとつ。
福岡市営地下鉄 大濠公園駅から徒歩で10分程度のところにあって、公園全体は丘陵地のようになっています。
この入り口から緩やかな坂を駆け上がる感じです。
まずは展望公園に行って博多湾を眺めながら1枚写真を撮影です。
そして肝心の「桜」の近況は
1.中央の展望台そば
2.東側駐車場そば
3.西側駐車場そば
以上の3箇所でそれぞれ一枚ずつ撮影しました。
今回のレポートで伺ったのは2月下旬。
福岡市の気温もだいぶ暖かくなってきたとはいえまだ肌寒い気候で、
実際桜の花はまだまだです。
つぼみの大きさはまだこんなに小さいです。
これでこの日見た中では、蕾が大きい方で、中央展望台付近にある桜の木でした。
つぼみが膨らみ、色づいてくるのには、もう少し時間がかかりそうです。
西公園内には光雲神社(てるもじんじゃ)があり、黒田如水公と黒田長政公の霊を祭っています。
光雲神社の社名の由来として、両公の法名からそれぞれ一字ずつをとってつけられたと伝えられています。
「黒田勘解由次官孝髙(如水) 法名 龍光院殿」
「黒田筑前守長政 法名 興雲院殿」
神社入り口にあったのがコレ。
オオッ、大水牛兜!!
そう、長政の愛用兜です。
戦国の香りたっぷりのものを見つけて思わずゾクゾクきました
ちなみに光雲神社には梅の花がきれいに咲いていました。